タチウオテンヤ釣りは、大阪湾や東京湾などで多くの釣り人に楽しまれている釣りです。
しかし、仕掛けであるテンヤの選び方や価格帯には様々な選択肢があり、どれを選べば良いのか迷ってしまうことも少なくありません。
特に、釣果を上げるために高価なタングステン素材のテンヤを使うべきか、手頃な価格の鉛製テンヤを使うべきかは、多くのアングラーの頭を悩ませる問題です。
そこで、この記事では、コストパフォーマンスに優れた「安いタチウオテンヤ」に焦点を当て、違いや選び方、おすすめのテンヤを紹介していきたいと思いますので是非参考にしてください。
安いタチウオテンヤと高いタチウオテンヤの違い
タチウオテンヤの種類は様々あり見た目はほとんど同じでものがあれば高いものも発売されています。
特にタングステン素材を使用されているタチウオテンヤは高級品で知られていて鉛よりも比重が重いためヘッド形状をコンパクトに設計することができフォールスピードが早いためライバルより早くポイントへ仕掛けを到達させることができるため釣果を上げやすいとされています。
また、フック素材には強度や耐久性に優れさびにくく貫通力のあるフックが選ばれています。
しかしタチウオ釣りはテンヤのロストがつきものでタチウオの歯にPEラインが触れただけで簡単にラインが切れてしまいます。
また、近年ではクサフグやサゴシなどの外道によるラインブレイクの可能性があるため10個以上のタチウオテンヤを持ち込む人も珍しくありません。
その為、コストパフォーマンスの良い安いタチウオテンヤを使用するほうが良いともされています。
タチウオテンヤの価格帯
タングステン素材のタチウオテンヤは3000円前後が相場ですが鉛製の最新のモデルのタチウオテンヤは1000円前後のものがほとんどです。
その為、1000円以下で購入することができるタチウオテンヤであれば安いタチウオテンヤだと言えます。
また、タチウオテンヤはとても人気が高く毎年新しいモデルと入れ替わり発売されるため、型落ちのテンヤや人気のないテンヤがワゴンセールとして500円前後で発売されることも珍しくありません。
さらに価格帯を抑えたい方は釣具屋さんに通いワゴンセールを狙うのも良いでしょう。
タチウオテンヤのカラー選び
タチウオテンヤの定番のカラーは夜行カラーやグローカラーです。
発光塗料が施されているためまだ日が昇っていない状況でタチウオにアピールすることができるのが特徴です。
また、日中はムラサキのゼブラカラーやイワシカラーも定番のカラーでよく選ばれています。
基本的に夜光カラー・グローカラー・紫ゼブラ・イワシカラーの4つを抑えておけば問題ありません。
近年ではサバフグのアタックによるラインブレイクが頻繁に起こるためタチウオ釣りに多大な影響を与えたことも記憶にある方は多いのでしょうか。
その為、サバフグに存在を気づかれないようにするためサバフグ対策としてブラックカラーのテンヤを選択する方もいますので1つ持っておくのも良いでしょう。
おすすめの安いタチウオテンヤ
ダイワ 快適船タチウオテンヤSS
自然なエサを追うタチウオの本能をくすぐるテンヤが誕生。
快適船タチウオテンヤSSは、イワシのシルエットを模した流線形状で、水中を優雅に舞う。尾びれが下がり気味になっているので、タチウオの狙いどころを誘導する効果抜群。
テンヤの角度を変えることで、アグレッシブモードとナチュラルモードの2通りのアクションが可能。タチウオの活性に合わせて使い分ければ、高いフッキング率が実現できる。
そして快適船ならではのフッ素コーティングが、これまでとは次元が違う強力な刺さりを発揮。思いもよらぬアタリまでキャッチできるはずだ。
タチウオテンヤの可能性を広げる1本、快適船タチウオテンヤSSはまさにタチウオを"優雅に"釣るテンヤです。
メジャークラフト 太刀魚道場 舟てんや
「太刀魚道場」は、太刀魚テンヤゲームに完全にハマったプロアングラーの情熱が結実した逸品。イワシを巻きつけたテンヤを船長の指示に従って投下するだけ。
水中での安定性を高めるバランス設計のヘッドは、女性や初心者にも扱いやすい。そして独自のラインアイ形状が、アタリの瞬間にテンヤの向きを一転させる効果抜群のフッキングを実現します。
ここまで太刀魚テンヤゲームにこだわったテンヤは他にありません。
がまかつ 船タチウオテンヤ 掛けアワセ
「下餌式テンヤ」は、大きな鈎を使用しながらもタチウオに「鈎を見せない」「鈎軸を噛ませない」ように進化。鈎先がエサに近接することで、掛かりが早く積極的に掛けられる。
薄型のヘッドがコンパクトなシルエットを実現。引き重りも軽減されたスピーディーなアクションが魅力。
二つのアイでテンヤの姿勢をコントロール可能でアピール度は5色展開で状況に合わせて調整できます。
タチウオを翻弄する新次元のテンヤです！
シマノ サーベルマスター 船テンヤ β
コンパクトサイズが新時代を切り拓くテンヤ「サーベルマスター船テンヤβ」
激戦区では大型テンヤよりもコンパクトサイズの方が、警戒心を抑えつつアタリを誘うことができる傾向があります。
βは小型ヘッドと短軸フックで完全ステルス体制を実現し尻下がりなバランスで微小な動きでも確実にフッキングが可能。
リール巻きでの「巻掛け」に最適なこのテンヤなら、アワセずに掛け放題だ。
最新テンヤ情報を盛り込んだ全10色、30・40・50号の豊富なラインナップが、あらゆるシーンをカバーします。
ヤマシタ 猛追太刀魚テンヤ船
喰わないタチウオを翻弄する究極のテンヤ
ナローヘッドで水中シルエット極小化。違和感ゼロでアタリを誘う。平行餌止めが小型ヘッドを実現しつつ、しつこいアタックから餌を守ります。
二枚貝のように喰い込むタチウオの習性を利用し、小フックが口内奥から確実に掛かる。ダブルバーブ仕様で掛かりやすくしつこいバイトに対応。
アタリ後、すぐアワセるのは丸呑みされる危険がありますが辛抱強く喰わせてから掛けるのがこのテンヤの真骨頂。喰わないタチウオを翻弄する究極テンヤ、獲物は逃がさない。
安いタチウオテンヤおすすめのまとめ
タチウオテンヤ釣りは、テンヤの選択やエサの取り扱いによって釣果が大きく左右される魅力的な釣り方です。テンヤに関しては、各メーカーから多岐にわたる種類が提供されており、高価なタングステン製から、手頃な価格でのコストパフォーマンスに優れたものまで、幅広い選択肢が存在します。
タチウオの歯はとても鋭く歯が触れただけでPEラインが切れてしまいテンヤをロストしてしまうことも多々ありますので予備のテンヤは十分に用意しておく方が良いでしょう。
今回紹介させていただきました安いタチウオテンヤは安いだけではなく釣果実績や人気の高いものを中心に紹介させていただきましたので是非参考の上タチウオをたくさん釣ってくださいね。