広告

釣行記vol.11 釣人屋 旬のお魚便に挑戦編

 

青物のハマチ~メジロサイズを気軽に狙うことが出来るのませ釣りに行ってきました。
この釣りをこれからやってみたい方や行ってみたい方は是非参考にしてみてください。

ちなみに先に言っておきますがこの日わたしはハマチは釣れませんでした。
釣れなかったのですが船がどうこうとか釣座がどうこう言うつもりはありません。
今回は単純に潮回りが悪かったのと本当にごく僅かな少ないチャンスが回って来なかっただけです。

料金は9月1日時点で一人7900円(1000円オフ中)+駐車代600円で参加する事が出来ます。

詳しくは釣人屋のホームページをご確認ください!

ただ次回の繋げて主観的に思ったことを参加される方の参考になればと思っています。

のませ釣りとは?

ものすごく単純な釣りで生き餌のアジやサバを針にかけて青物を狙う釣りです。

ただ、それだけなのですが明石沖においてのこの釣りはめちゃくちゃ難しい。

生き餌を仕入れる

まずは乗船者全員で生き餌をサビキで釣ります。
サビキ仕掛け(300円)とエサ(600円)とオモリ(いくらか忘れた)を購入します。

もちろん持ち込んでもOKです。

ただのサビキなので普通に100円ショップで買った方が安いと言えば安いですし、カエシも自分で潰しておいた方が取り外しも楽ですし生き餌にも優しいので自分で用意したほうが安いと言えば安い。

全員で目標数の生き餌が釣れたらのませ釣りに移動になりますので気合入れてバンバン釣りましょう!エサの数が揃わなければいつまで経ってものませ釣りに出発できず朝の時合いに間に合わなくなると最悪です。

イワシはすぐにお亡くなりになってしまう(というよりカエシありでみんな素手で触りまくるからなんですけど・・・。)
のでイワシはリリースでアジ・サバだけを確保して200匹~300匹集まれば移動!いよいよ飲ませ釣りの開始のため明石海峡まで移動します。

のませの仕掛けを準備する

次にのませの仕掛けを購入します。
今回乗った時は1本針の14号2本入り(600円)とおもり80号(300円)の販売でした。

1個の仕掛けで600円します。もう一度言います!1個600円します。

のませ釣りのやり方

生き餌のアジ・サバは鼻掛けで針を付けます。背掛けはだめです。
何故だめなのかは割愛させていただきます。必ず鼻掛けです!

後は底に落して1m~2m巻いて青物が生き餌を食べるのを待つだけ!
いや、マジでこれだけなんですけど明石沖においては待つことが困難なんです…。

駆け上がりが激しい

スタートが70m位からはじまり35m位まで駆け上がります。
一応、船長が今の水深をコールしてくれるのでその指示を聞きながら糸を巻いていきます。

このコールを無視したり糸を巻く反応が遅れると根掛かりします。
根掛かりするとほぼほぼ仕掛けをロストします。

ではどうすればいいのか?

ゆっくり巻き続ける
→棚の変化を想像しながらゆっくり糸を巻き続け常に底から1m位の位置をキープする。

コールがあるたびに指定棚まで仕掛けを巻く
→素早く巻かなければ根掛かりするのですが常に底付近に仕掛けを入れておける。

この2択で攻めるしかないです。
ただ、キープが原則なので自分に合った方法で状況に合わせて対応するしかないです。

わたしは指定棚まで巻く方法をとり35mと言われて34mをキープして指示が無くなったのでしばらく放置していたら、
いきなり30mとコールがあったため慌てて糸を巻くと根掛かりしました。

常に海底の状況は変化しているので想像力が足りなければこういったことになりますが本当に難しい。
棚より上に仕掛けをおいておくと全く釣れませんので本当に攻めなければいけません。

潮の流れが速い

80号のオモリでもギリギリ底を取れるのですがそれでも糸は確実に潮で流されています。

海面ではそれほど流されていなくても海底で流されている2枚潮の可能性も。
その為船長のコールの水深とリールカウンターの水深が合わないこともあります。

合わない分は潮で流されていると判断していいんじゃないでしょうか?
でも人間魚が釣れないと本当に船長に指示があっているか?カウンターの数字は合っているのか?かなり疑心暗鬼になってしまいパニックに陥ります。

この疑心暗鬼にはまると根掛かりして仕掛けをロストします。
船長を信じましょう。

ただ、これも難しくて海底付近に仕掛けをおいておかなければならないので一体何m糸が流れていて、根掛かりしないためには何m巻いておかなければならないのか。

細いPEを使うというのも1つの手ですが乗合船では基本的には号数統一のため一人だけ細い糸を使うのはご法度でオマツリの原因となります。
でもトモが取れれば細いPEをこっそり使うというのもありかも。

 

青物を釣るためにはどうしたらよい?

 

することはただ一つ!根掛かりを恐れず底を攻める!ただそれだけです。
しかし根掛かりが非常に多く開始10分で連続根掛かりで仕掛けをロストするなんてことも当たり前にあります。

反対に根掛かりを恐れて底を取らなければ青物は全く釣れません。
駆け上がりの場所で潮の流れの影響で海底の状況を判断するのが難しいのですがオモリが海底の岩にあたるとブルブルと振動がきます。
魚がアタってるのかな?と言う感覚になりますが底をずっているだけです。
これもすぐに底を切らないと根掛かりします。

とにかく、この釣りは根掛かりが多い!1回の根掛かりで600円飛んでいきます。
俺は根掛かりなんてしないぜ!っていう自信がある人でも絶対します。

反対に根掛かりしない=底を攻めてない=釣れない

と言うことになります。

根掛かりせず釣れている人がいればその人は上手い人ですね。。

なので1回の釣行でどれだけ根掛かりに恐れず底を攻めれるかがこの釣りで釣果を上げる方法になります。

もはやギャンブル依存症状態

 

この釣りの恐ろしいところは根掛かりをする→仕掛けを買うのループにはまることが一番恐ろしいところにあります。

平均して5回ほどは根掛かりするので仕掛けだけで3000円は飛びます。
5回ほどで効けばいいですが10回以上根掛かりすることも余裕であるので本当にもう、辞めるに辞めれない状態に陥ります。

3回目くらいから心が折れてしまい釣り自体したくなくなってしまう場合もありますのでお金と気持ちの余裕も持って乗船する事をお勧めします。

船で買う仕掛け代は比較的良心的ですので少しでも安く抑えようと思って釣具屋で購入する必要は無いと思います。

反対に釣具屋で買ったけど船でダメだと言われる可能性もあるのでおとなしく船で買いましょう。

潮回りにも注意

青物を狙うにあたって最も重要なのが潮回りです。
潮が動かないと青物のやる気も上がりません。

特に小潮・若潮・長潮はあまり釣果が期待できません。
全く釣れないというわけではありませんが釣れるというわけでもありません。

ただ青物狙いの潮回りではないので休日に船の予約を入れる前に確認したほうがいいです。

反対に大潮・中潮の方が良いかと言われると潮の動きが激しいため釣りにくいというのが現状です。

ただ、青物狙いに適した潮回りのため中潮・大潮の日を狙った方が確実に釣果は上がります。

全く釣れないわ、仕掛けはロストしてお金はめちゃくちゃ飛ぶわ。。
最終的に青物の潮ではないと言われると何しに来たのか解らなくなりますよね。。

青物釣りにチャレンジしよう!

西明石での飲ませ釣りは本当に難しいと思いますが、潮回り、駆け上がり、潮の速さの3つを攻略できれば釣果はもうすぐそこです!

根掛かりして当たり前の釣りですので仕掛けを購入する資金は大目にもって行ってください。

根掛かりで仕掛けをロストしすぎて心が折れないようにして頑張って狙ってみてください♪

 

ハリミツ 大物泳がせ胴突1本

ハリミツ 大物泳がせ胴突1本
ハリ:14号 ハリス:12号 1本針仕様、2組入

オモリ80号