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アオリイカを狙う!ティップランエギングの楽しみ方!釣り方や釣果を出すためのアドバイス!

堤防からのエギングは多くのアングラーに楽しまれていますが、船からアオリイカを狙うティップランエギングはまた一味違った魅力を持つ釣法です。

同じテクニックで通用するか?釣果を上げるにはどうしたら良いか?悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は初めてティップランエギングに挑戦する方や釣果に悩んでいる方に向けてティップランエギングについて詳しく解説したいと思いますので是非参考にしてください。

ティップランとは?

ティップラン釣りは、船の進行方向と反対側に全員が立ち、船を潮の流れに任せて流すドテラ流しと組み合わせたイカ釣りを楽しむスタイルです。

ティップランの名前の由来は、イカがエギに抱きつくと、エギの重さや潮の流れで曲がっていたロッドの先端(ティップ)が「スッと真っすぐに戻る(ランする)」様子から名付けられました。

微細なイカの反応を感じ取りながら、適切なエギを選んでアタックするゲーム性が非常に高い釣りでアタリを感じしっかりとしたフッキングを行う必要があるため、自分で釣ったという達成感が大きいのがこの釣りの最大の魅力だとです。

ティップランエギングのアクション方法

イカへのアピールには、エギを巧みに操るテクニックが不可欠で、そのためにはロッドのバット部分をうまく使いこなすロッドアクションのテクニックが求められます。

エギが海底に触れた確信が得られたら、リールを素早く巻き取り、糸ふけをしっかりとコントロールします。そして、エギを動かし始め、イカの興味を引きます。

エギを海中で踊らせ、イカを引き寄せる

エギを海中でエネルギッシュに動かすことは、イカに強烈なアピールを送るために極めて重要なアクションです。

エギが海底に到達したら、リールを巻いて糸ふけを取り込み、バットを使ってエギをシャクリ上げます。

このシャクリは、エギを海中で軽快に跳躍させるもので、水深に応じて2~4回を目安に行います。

エギを跳躍させることで、生きているエサを模倣し、イカの注意を引くことを目的としています。

シャクリ動作は穏やかでリズミカルに

ロッドを大きく動かす必要はなく、水平から45度~60度の範囲で、リズミカルにシャクリながらリールを巻き上げます。

ジギングのワンピッチジャークを思い浮かべると、この動作のイメージが掴みやすくなるでしょう。

エギを自然に跳ねさせることで、イカに対してエギが生き物のように感じさせることを目指します。

シャクリ動作のあとはアオリイカのバイトを待つ

シャクリ動作を入れたあと、ティップとラインが約90度の角度になるようにロッドを水平に保ち、アタリをしっかりと感じ取れるように待機します。

この時に船の移動に伴い、エギも水中を平行にスライドしナチュラルに移動します。

この瞬間が、イカがエギに寄ってくる絶好のタイミング!!

ティップに意識を集中し、5~10秒の静止を保ちバイトを待ちましょう。

近くに活動的なイカがいる場合、エギがフォールしている途中でイカが近寄り、シャクリ上げた瞬間にアタリを感じる可能性がありますのでその際はしっかりと合わせましょう。

また、アタリの特徴としては、船が適度に流れている場合、ティップがスムーズに「ピン」と戻ります。

一方で、船が速く流れていると、穂先が沈むようなアタリが主になりますので違和感をしっかりと感じ取りましょう。

アタリを感じたら、迅速にアワセを行います。アタリがない場合は、ティップを水平に動かして最後の誘いを行い、それでも反応がなければ、エギを再び底まで送り、同じ動作を繰り返しアオリイカを誘い出します。

向かい風には注意が必要!

特に向かい風の状況下でシャクリを行う際は、大きなシャクリ動作は避けることでロッドの穂先でラインを拾う事態を防ぎます。

これは、ラインブレイクやロッドの破損を防ぐために重要です。穂先でラインを拾わないように、シャクリ動作はエギを自然に動かす程度に抑え、イカの注意を引くことを最優先に考えましょう。

ティップランエギングのやり方まとめ

  1. 潮がうごいていない状況ではキャスト、潮が動いている状況では真下のエギを落とす
  2. 着底後は素早く糸ふけを回収しジギングのように5回~10回程ワンピッチジャークを入れてエギを跳ねさせる
  3. 大きくシャクる必要はなくロッドは水平の位置から45度~60度を目安に動かす
  4. アクション後はロッドを水平に保ちアタリを待つ
  5. アタリがなければ再びエギを海底まで落とし②に戻る

ティップランエギングQ&A

Q1: ティップランエギングで最も重要なポイントは何ですか?

A1: エギングにおいて最も基本となるのは「底取り」です。エギが海底に触れているかどうかを正確に把握することで、エギの動きやアタリを正確に感じることができます。また、エギをシャクった後のステイ(一時停止)タイミングも重要で、これがイカにエギを抱かせる大切なタイミングとなります。

Q2: アタリについて具体的にはどのように対応すべきですか?

A2: アタリがあった瞬間、すぐにアワセを入れることが大切です。特にシーズン初期にはアタリが微妙であることが多く、最初のアタリを見逃さないように注意が必要です。アタリをしっかりと感じ、タイミングよくアワセを入れることで、ヒット率が格段に上がります。

Q3: シャクリ動作にはどのようなポイントがありますか?

A3: シャクリ動作は、エギを自然に跳ねさせることを目的としています。ロッドを大きく動かす必要はなく、水平から45度~60度の範囲でリズミカルにシャクリながらリールを巻き上げます。また、向かい風時には大きなシャクリ動作を避け、ラインがロッドの穂先に絡まないよう注意しましょう。

Q4: ティップランとロングランの違いは何ですか?

A4: ティップランでは、シャクリ後にエギを一定時間(約5~10秒)ステイさせるのに対して、ロングランはエギを長い時間、同じ水深で流し続けます。ティップランがボトムに変化のある場所を流すのに適しているのに対し、ロングランは一定の水深でのアクションが主となります。

Q5: ティップランエギングで使用するエギには何か特徴がありますか?

A5: ティップランエギングで使用するエギは、通常のエギよりもやや重めです。フリーフォールでのアタリは少なく、エギをシャクった後のステイタイミングでイカがエギを抱くことが多いです。したがって、エギをシャクった後は、イカに十分な「乗せる間」を与えることが重要となります。

ティップランエギングについてまとめ

今回はティップランエギングに焦点を当て、その基本的なやり方についてご紹介しました。

通常のエギングとは一線を画すティップランエギングでは、エギを真下に投入し、船が自然に潮や風に流される中でアオリイカをターゲットにします。

エギをシャクリ上げて跳ねさせ、船の動きを利用してエギを横にスライドさせるテクニックが基本となります。

イカがエギに触れると、曲がっていたロッドのティップが直線に戻ることから、この釣法は「ティップラン」と名付けられました。

アタリを感じるためには、穂先の微妙な動きをキャッチすることが極めて重要となります。

初心者には少しハードルが高いかもしれませんが、ロッドアクションやエギの操作方法をしっかりとマスターすれば、この釣法での釣果を格段にアップさせることができます。

ぜひ、今回の解説を参考に、ティップランエギングにチャレンジしてみてくださいね!

  • この記事を書いた人

hiyoco