各メーカーで比較!一番使いやすいタイラバシステムはコレだ!

タイラバは落として巻くだけの簡単な釣りですが単純に巻くだけでは釣果が出ないとても奥が深い釣りです。
タイラバヘッドの色を変えたり、ネクタイを変えたり…時にはフックを変えてみたりと試行錯誤の繰り返しが必要です。
今回は各メーカーのタイラバシステムに注目していきたいと思います。

hiyoco

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釣歴20年以上。大阪湾で楽しめる乗合船をメインにカヤックフィッシングにはまりジャンルにとらわれることなく様々な釣りに挑戦しています。

最近では日本海によく釣りに行くことが多く釣った魚は自分で捌いて美味しくいただいています。

常に新しい釣り具をチェックしておすすめの釣具を紹介したりレビューを掲載していますので是非チェックしてください。

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セブンスライド方式

セブンスライド方式

セブンスライドは遊動式タイラバを採用し構成は非常にシンプルです。
数多くのメーカーがこのシステムを採用しており、標準的なタイラバシステムです。
パーツはタイラバヘッド・タイラバスカート+ネクタイ+タイラバフックの3種類から構成されています。

セブンスライド方式

タイラバスカートとネクタイはシリコンチューブで赤いパーツの【セブンスライドパーツ赤】で固定されています。
そのため、気楽にスカートだけの交換は行いにくい構造になっています。

スカートを交換したいときははシリコンチューブを引っ張り隙間を作りスカートを抜き取り、新しいスカートを差し込みなおします。タイラバワームを入れる時も同じ要領ですね。

ネクタイは薄くあまり強く引っ張ると千切れる可能性があります。
スカート・シリコンチューブも劣化していると同じく千切れるので注意して作業が必要ですね。

セブンスライド方式

3つを合体させリーダーを直結させるだけです。

ダイワのタイラバシステム

ダイワのタイラバも遊動式タイラバを採用しています。
パーツはタイラバヘッド+スカートとネクタイ+フックの三種類で構成されるのですが、特殊なシステム【αシステム】を採用しています。スカート+ネクタイの部分とフックの部分にこの【αシステム】のパーツが使用されています。

接続パーツαA(白いプラスチックの筒)にタイラバスカートとネクタイがシリコンチューブで束ねられています。

接続パーツαB(白いプラスチックの棒)にタイラバフックをかけます。

接続パーツαAと接続パーツαBを合体させます。

最大のメリットはフックを糸を切らずに交換することができるという点です。
接続パーツαBにリーダーを結んでいるのでフックは直接結んでいるわけではないのでくるんと回してかけているだけです。
タイラバはフックが命!刺さりが悪くなれば鯛の口に針が掛からないのでこまめにチェックして交換しましょう。

シマノのタイラバシステム

シマノのタイラバは【スルスルパーツ】というスカートとネクタイを固定するパーツと【フィニッシュホールドゴムパーツ】と呼ばれるタイラバヘッドを半固定するためのパーツで構成されています。

スルスルパーツにスカートとネクタイをつけシリコンチューブで固定します。
ネクタイをひっかけるでっぱりがありここにひょいとネクタイを掛けているだけですので、ネクタイだけの交換を頻繁にしたいならシマノのスルスルパーツシステムが最適です。

フィニッシュホールドゴムパーツをつけると半固定式、取れば誘導式タイラバを楽しめます

自分に合ったタイラバシステムを見つけよう!

どのシステムでもいえるのですが結局リーダーを切るor外す行為を行わなければスカートもヘッドも交換を行うことができません。
フックを頻繁に交換するのであればダイワのシステムαシステム、スカートを頻繁に交換するのであればシマノのスルスルパーツシステムがよさそうですね。

ただ、ダイワのシステムαなんてどっちかのパーツを紛失すれば終わりです。買い足し確定。
シマノもフィニッシュホールドゴムパーツを紛失すれば半遊動が楽しめなくなります。これはゴム管で代用できますけど。。

ただ、パーツをなくしてもセブンスライド方式でヘッドやフックの再利用が可能ですのでうまく組み合わせて自分だけのオリジナルタイラバを作り出すことが可能です!是非、自分に合ったタイラバシステムで楽しんでください!

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