先日、90㎝クラスの大鯛を釣ったのですが持っているクーラーボックスでは入りきらなかったため、仕方なくリリースしました。
そろそろ本気で大きな魚を狙いたくなってきましたのでそろそろ大型のクーラーボックスが必要ではないか?と考えるようになってきた人も私のように多いのではないでしょうか。
そこで今回は青物入る釣り用大型のクーラーボックスというテーマで各メーカーで販売されている釣り用大型のクーラーボックスを紹介させていただきます、同じように釣り用の大型のクーラーボックスを探している方がいましたら是非参考にしてみて下さい。
目次
今使っているクーラーボックス

私は今は現在スペーザ250を使用しています。
横幅は50㎝ありますがそれ以上の魚になると70㎝を超えてくると2匹入れれるか入れれないか。
もしくは頭を落として入るかどうか?となってしまうため釣った感動は味わえるのですが食べた時の味は味わえません。
折角釣りに行っているのですから釣った魚は美味しくいただきたいし、新鮮な状態で持って帰りたい!
何よりスペーザ250の弱点は高さが23㎝しかないため氷や飲料を入れるともう魚を入れるスペースが限られてきてしまいます。
扉を閉めると圧迫されて魚の身を傷めてしまう事もあります。
横に60㎝入れれるのは魅力的なのですが高さが無い!
それだったらフィクセル300を買った方がよかったのではと思うのですがフィクセルは高さが26㎝あるのですが横が45㎝しかないため結構中途半端な感じです。
大型なのでもちろん大きな魚を入れれる条件はクリアする事は必須となりますが保冷力もあった方がいいので選ぶときは保冷力も重要視する必要がありますね。
大型クーラーボックスの選び方
今回釣り用の大型クーラーボックスの選び方について失敗しないようにポイントをおさえながらしっかりと選んでいきたいと思います。
クーラーボックスをサイズ感で選ぶ
大型クーラーボックスなのでとにかく大きいものを買えば解決する問題ですが、あまり大きすぎでも収納場所に困りますし保冷剤や氷もたくさん入れないと冷えなくなってしまいクーラーボックスとしての役割を果たしてくれません。
そのため、どのような魚を狙いに行って何匹くらい釣れたらよいかなどを想定しクーラーボックスのサイズを選んでいきましょう。
一般的に中型青物に該当するメジロ(ワラサ)は80㎝以下、サゴシは40㎝~50㎝、になりますので大体、内寸60㎝くらいあれば入ります。
本格的は大型青物に該当するブリ(80㎝以上)を狙ったり中型青物をたくさん入れるのであればそれこそ大型のクーラーボックスで内寸80㎝前後のサイズが必要になります。
クーラーボックスを機能面で選ぶ
クーラーボックスを選ぶ際には大きくなると持ち運びに便利なキャスター付きの機能があればころころ転がして運ぶことができるのでとても便利です。
また、蓋が取り外しができるタイプや水栓付きのものはクーラーボックスを洗う時に非常に便利になりますのでメンテンナスのしやすさを重視する際は注目すべきポイントです。
その他にも大型ハンドル付や除菌抗菌効果の高い素材を使ったものなどが販売されていますので使いやすいものを選んでクーラーボックスを選択しましょう。
大型クーラーボックスを素材で選ぶ
クーラーボックスの素材は主に発砲スチロール<発砲ウレタン<真空パネルの3種類の素材で作られていることがほとんどで発砲スチロールが一番保冷力が弱く真空パネルが断トツで保冷力の高いクーラーボックスの素材になります。
当然ながら全面(6面)真空パネルのクーラーボックスほど高価になりますので予算と釣行日数等で材質を選ぶのが良いでしょう。
今までの経験上の体感で日帰りであれば発砲スチロール素材、発砲ウレタン素材で全く問題ありませんし、1泊2日などであれば底1面真空パネルがあれば尚心強いでしょう。
2日以上になると保冷剤の量を多めにして真空パネル6面があれば持ちこたえると思いますので目安にして選んでください。
おすすめの青物も入る大型クーラーボックス!
シマノ
スペーザベイシス350

容量 | 35リットル |
内寸 | 592mm×252mm×230mm |
外寸 | 794mm×347mm×320mm |
素材 | 発砲ポリスチレン+底1面真空パネル |
最大60㎝の魚を折り曲げずに収納することができるサイズ感も丁度良いクーラーボックス。
蓋は両開きで取り外し可能、キャスター付き大型ハンドル付で持ち運びしやすいのもおすすめのポイント。
また、断熱材には発砲ポリスチレン+底1面真空パネルを採用しているので保冷時間も長く保つことができるおすすめの大型クーラーボックスです。
ダイワ
ライトトランクα GU 3200

容量 | 32リットル |
内寸 | 22㎝×56.5㎝×24.5㎝ |
外寸 | 31.5㎝×69㎝×34㎝ |
素材 | 発泡ウレタン |
ライトトランクαはその名の通り軽さが特徴のクーラーボックスです。
シマノの同クラスのスペーザベイシス350は7.1㎏に対しGU3200は重量が5.0㎏と非常に軽く持ち運びが楽に行えるのが特徴。
また、蓋の取り外しも可能で水栓も付いてくるためメンテナンスもしやすくクーラーボックスの上に座っても大丈夫な頑丈ボディを採用しているところもおすすめポイントです。
伸和
ホリデーランドクーラー76H

容量 | 76リットル |
内寸 | 幅81×奥行32.5×高さ26cm |
外寸 | 幅91×奥行43×高さ36cm |
素材 | スチロール |
1万円で買える大型クーラーボックスと言えば伸和製のホリデーランド。
誰もが一度は目にしたことがあるコストパフォーマンスに優れた大型クーラーボックスです。
単純に横幅が80㎝あるので80㎝の魚を折り曲げず入れることが可能。
キャスター・水栓も付いているので使い勝手は◎
保冷力に少々不安はあるがお値段で考えると十分に納得できる大型クーラーボックスではないでしょうか。
シマノ
スペーザライト350

容量 | 35リットル |
内寸 | 592×252×230 |
外寸 | 794×347×320 |
素材 | ポリスチレンフォーム |
シマノから販売されているスペーザライト350は大型魚対応の大型クーラーボックスで最大60㎝までの魚を折り曲げずにキープすることが可能。
スペーザシリーズはライトが発砲ポリスチレン・ベイシスが発泡ポリスチレン+1面底真空パネル、リミテッドが発泡ポリスチレン+3面一体型真空パネルの素材で作られています。
自分の予算と釣行の日数に合わせて自分に合ったものを購入するのがオススメです。
ダイワ
プロバイザートランクHD II 3500

容量 | 35リットル |
内寸 | 24×55×25 |
外寸 | 32.5×71.5×35 |
素材 | 6面真空 |
ダイワのクーラーボックスは断熱材によって値段が変わってきます。
断熱材はクーラーボックスの型番の末に書かれているアルファベットで判別することができますので簡単に紹介させていただきます。
S(スチロール)GU(発泡ウレタン)SU(1面真空+発砲ウレタン)TSS(3面真空パネル+発砲ウレタン)ZSS(6面真空パネル+発砲ウレタン)の4種類販売されています。
基本的な性能としては蓋は取り外し可能で両開きが可能です。
また、水栓も付いているためメンテンナンス性も良くローラーも付いているため持ち運びに便利です。
カヤックフィッシングにも使用されている方が多いモデルで魚も食料もたっぷり詰め込むことが出来るのが◎
シマノ
スペーザホエールライト450

容量 | 45リットル |
内寸 | 280×700×230mm |
外寸 | 365×830×325mm |
素材 | 発泡ポリスチレン |
スペーザホエールはライト・ベイシス(底1面真空)・リミテッド(3面真空)の3種類販売されています。
リミテッドはめちゃ高ですが保冷力が最上級となりますが値段をみるとライトorベイシスがベターかなと言う感じ。
当然ながらキャリー・水栓は付いておりホリデーランドと比較するとタイヤが大きいため持ち運びには苦労しなさそうです。
あとはフタが取り外し可能のため、お手入れをしやすいところが◎
別売りのベルトを購入すれば肩掛けもできるので利便性は非常に良さそうです。
ただ、スペーザ350と比較すると高さは変わらないので横に10㎝つまり70㎝の魚を折り曲げず入れる事が可能になったという感じです。この10㎝の変化で大型クーラーボックスと取るか取らないか判断が難しいですがあんまり入らない気がする…。
シマノ
スペーザホエールライト600

容量 | 60リットル |
内寸 | 310×800×240 |
外寸 | 396×934×340.5 |
素材 | 発泡ポリスチレン |
シマノのクーラーボックスでは最大級のサイズのスペーザホエール600で80㎝の魚を折り曲げず入れる事が出来ます。ホエール450を買うくらいなら思い切って最大級のホエール600を買った方が良いと言えば良いですね。
これも3種類クラスがあるので予算で選べば大丈夫ですがライトかベイシスがオススメです。
保冷力を考えるとホエールライトはI-CE値が49時間となっています。
I-CE値はクーラー内容量の20%の氷を31℃の温度下で1時間保持できることを1hと表しているようですので簡単に計算すると。。
500mlのペットボトル氷が24本で48時間保つそうです・・・。
スペースとしては約半分氷で占めてしまいますのでそら半分も氷入れてたら48時間保ちそうですね。
ダイワ
トランク大将 Ⅲ 5000

容量 | 50リットル |
内寸 | 28.5×73×23 |
外寸 | 37.5×86×33.5 |
素材 | 1面真空+発砲ウレタン |
断熱材によって値段が変わってきます。
S(スチロール)GU(発泡ウレタン)SU(1面真空+発砲ウレタン)TSS(3面真空パネル+発砲ウレタン)の4種類販売されています。
何より蓋が2つに別れていて片方だけ開けることも、両方開けることもできますし取り外しも可能。
大型のクーラーボックスの中で投入口として片方だけを開けれるので非常にオススメです。
ダイワ
トランクマスターHD 4800

容量 | |
内寸 | 27×75×23 |
外寸 | 39.5×91.5×33 |
素材 |
ダイワ
トランクマスターHD 6000

容量 | |
内寸 | 29×85×23.5 |
外寸 | 41.5×102.5×33.5 |
素材 |
トランクマスターHDは48ℓモデルと60ℓの2種類販売されています。
48ℓモデルは横幅75㎝、60ℓモデルは85㎝の魚を折り曲げずに入れる事が出来ます。
60ℓモデルがダイワでの大型クーラーボックスでは最大級です。
いずれも片手でワンタッチで蓋の開封が可能なリフトアップオープンシステムを採用しており開閉のしやすさは大型クーラーボックスの中ではトップクラス!
バレーヒル
フィッシュキャリーバッグⅡ

容量 | |
内寸 | |
外寸 | |
素材 |
クーラーボックス持参が困難な地磯釣行に必携。いうなれば「最もかさばらない簡易クーラー」がとてもオススメですでかさばる荷物は減らせるし釣った魚も持ち帰りOK。
車に積んでおいて大物が釣れたときに簡易クーラーボックスとしてお値段もお求めやすい価格なのがとても良いところですので大型クーラーボックスを購入せずとも省スペースで保管ができるのでともておすすめの商品です。
バレーヒル
フィッシュキャリーバッグ

容量 | |
内寸 | 350×700×14 |
外寸 | 480×900×180 |
素材 |
防水性の高いPVCターポリンを使用したリュックタイプのアウターの中に、断熱材入りEVAの防水インナーを収納するダブル防水仕様。魚の太さにもよりますが、インナーには5kgクラスの青物なら3本収納できます。
こちらも地磯など足場が悪く大型のクーラーボックスを持っていくことができない現場では必須のアイテムとなります。
タカ産業
青物用クーラーバッグ

容量 | |
内寸 | |
外寸 | |
素材 |
青物・太刀魚・スズキetcのKEEPバッグ。全面ウレタン入りで簡易クーラーとして使えます。軽くて丈夫、道具入れとしても便利!
タカ産業株式会社より発売されているソフトタイプの大型クーラーボックス。 サイズは横幅60㎝・80㎝・100㎝の3種類ありいずれも上面にメジャーが付いているので釣った魚のサイズを計測することも可能。 1万円を切る商品ながら保冷力もあり折りたためるので自宅保管も簡易に行えるためなかなかいいのではないかと思います。
大型クーラーボックスを手に入れよう

基本的に大型クーラーボックスは横幅の大きさは変わるのですが、縦と高さの大きさはそれほど変わりません。
大きな魚を入れれるかも大事ですが大型のため自宅で保管できる場所も必要になってきますので、保管が出来るかどうかも合わせて検討したほうが良さそうですね。
今回調べた中で私はトランク大将がお値段、サイズと使い勝手を考えるといい感じじゃないかなと思いました。
皆さんも自分にあった大型クーラーボックスを探してみてください!!