鯛ラバゲームのセオリーはあたりがあってもフッキングをせずに巻き続け乗せるのが基本であるが掛けて釣るスタイルもおもしろい。
アタリがあった瞬間に掛けて釣るにはどうしたらよいのだろうか。
今回はタイラバゲームの掛けについて徹底的に解説していこう。
目次
タイを掛けるにはどうしたらよいか?
ただ闇雲にあたりがあったからと言ってフッキングをしても鯛を掛けることができない。
使用するタックルももちろんだが鯛の習性を理解することももちろん必要だ。
マダイの捕食は青物のように周りの水と一緒に餌を吸い込むタイプではない。
断続的についばみ噛みつき餌を弱らせる。
弱ったところを最後に口に餌を入れ首を振って捕食する。
これが本当たりとなりこの瞬間に合わせることが大切だ。
イメージとしてはコツコツと小さな当たりがあった後にグゥングゥンと大きな当たりに変わる瞬間にフッキングするということだ。
小さな当たりがあった時はリールの速度を弱め弱った魚を演出することも重要だ。
ガッチリとフッキングが決まれば乗せとは違いバレにくい。
あとはゆっくりとマダイとのファイトを楽しむことができるだろう。
どのようなロッドを選択すればよいのか?
魚の習性を理解したうえで次に重要なのはロッドの選択だ。
アタリを直ぐに拾う高感度とすぐに反応ができる竿調子を選択する必要がある。
いわゆる掛調子(ファーストテーパー)のロッドを選択してほしい。
乗せ調子のロッドを使用するとバイトをはじいてしまい釣果につながりにくくなってしまうので、間違っても乗せ調子のロッドを選択しないように注意してほしい。
おすすめ掛け調子鯛ラバロッド
クロステージ 鯛ラバ CRXJ-B66ULTR/ST
瀬戸内海や潮流の遅い湾内で80gまでのタイラバゲームにオススメなモデルです。扱いやすい長さのこのモデルは、アタリを確実に掛けていく攻撃的なタイラバゲームやアンダーキャストで広く探りたいタイラバゲームに対応します。
ルアー重量:MAX80g
ライン(PE):0.4号-1.0号
エンゲツSS B66ML-S
鯛ラバ:バーチカル30~100g/ドテラMAX150g、水深20~80m+α、フォールタイラバ、全国的に活躍する「掛け」のスタンダードロッド。
継数:2本
自重:143g
ウェイト:30~100g
ライン:PE1号
エンゲツXR K-B66M-S
鯛ラバ:バーチカル40~150g / ドテラMAX200g、水深30~100m+α、フォールタイラバ、潮が速い状況、積極的に掛けたいetc.]
継数:2本
自重:134g
ウェイト40~150g
ライン:PE1.2号
紅牙 MX エアポータブル K67HB-METAL AP
幅広いエリアに対応しやすい40g~120g最適設計。攻撃的フッキングが可能な掛け調子モデル
継数:2
自重:105g
ジグ重量:40~120g
ライン:0.8号~1.5号
紅牙 AIR K65HB-MT
マダイのチェイスをいち早く感じ、先手を打ってフッキングにつなげることのできるスタンダード掛け調子モデル。バイトの質を見極め、フッキングのタイミングをアングラーに伝えてくれる高感度設計。
継数:2
自重:95g
ジグ重量:40~120g
ライン:0.8号~1.5号
テンリュウ Red FlipRF5111B-M
アタリを捉え積極的にフッキングを入れていく事に特化した、早掛け対応のスタンダードモデル。感度とフッキングレスポンスを求めブランクを短く設定。
自重:143g
ルアー重量:MAX140g
ライン(PE):MAX20lb
攻めのスタイル掛けで鯛ラバを楽しもう!

いかがでしたでしょうか?
通常は乗せのスタイルのタイラバですが、掛けのタイラバも面白いと思います。
フッキングが決まった瞬間は釣りの醍醐味の一つ。掛けスタイルで是非タイラバを攻略してほしいと思います。